エピナスチン塩酸塩を配合したアレジオン20は、肝臓病の診断を受けた人はしてはいけないこと(禁忌)となっており販売しないように注意が必要です。 アセトアミノフェンを配合したタイレノールAは、肝臓病に関して『相談すること』とされていますが、肝障害が悪化するおそれがあるため、主治医の判断を優先するよう指導するなど慎重に対応すると良いでしょう(医療用アセトアミノフェン錠の添付文書では、重篤な肝障害が発現するおそれがあることに注意し、1日総量1500mgを超す高用量で長期投与する場合には、定期的に肝機能等を確認するなど慎重に投与することとして『警告』にされています)。 天然のレバーを消化吸収しやすいように分解した「肝臓水解物」を主成分としたヘパリーゼプラスⅡは、胃腸障害時の栄養補給などに使用できます。肝臓病など疾患に関する注意事項はありません。 服薬指導POINTアレジオン20(エピナスチン塩酸塩)は、眠くなりにくい成分ですが、自動車などの運転はしないように指導しましょう。 |
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次のOTC医薬品のうち、肝臓病の方がしてはいけないこと(禁忌)の商品はどれでしょう? |
掲載日: 2022/06/24
※医薬品情報は掲載日時点の情報となります
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