Q

ウイルス性肝硬変の患者さんにグラケー。処方意図は?

A

肝がん発症リスクを軽減させる目的での処方の可能性があります。

C型肝炎などによるウイルス性肝硬変の患者さんでは肝癌発症リスクが大幅に高まっています。
肝がん発症を抑制するメカニズムの詳細は不明ですが、ビタミンK2(グラケー)の癌細胞増殖抑制作用、分化誘導・アポトーシス誘導能などが複合的に関与していると考えられています。
ただし、保険適応外の為疑義照会が必要です。

更新日:2019/11/19

掲載日: 2014/03/07
※医薬品情報は掲載日時点の情報となります

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