れんこんとひじきのデリ風サラダ
<時短×栄養学>忙しい薬剤師さんに嬉しい管理栄養士監修のレシピをご紹介。第42回は、調理時間8分、ひじきとれんこんを使ったデリ風サラダをご紹介します。管理栄養士・岡田さんからのワンポイントアドバイスもお見逃しなく!≪2023年1月31日公開≫
材料(2人分)
- ひじき(ドライパック)
- 50g
- れんこん
- 1節(180g)
- 冷凍枝豆
- 80g
- マヨネーズ
- 大さじ2
- 柚子胡椒
- 小さじ1/3
- しょうゆ
- 小さじ1
- 白すりごま
- 大さじ2
れんこんとひじきのデリ風サラダ
ワンポイントアドバイス
ひじきとれんこんを使ったデリ風サラダのご紹介です。
いつものマヨネーズサラダも、ひじきや枝豆を入れたり、柚子胡椒・すりごまを加えることでちょっぴりおしゃれなデリ風サラダに仕上がります。
ひじきは水戻しが必要な乾燥ひじきを使わず、そのまま使えるドライパックを使うことで時短になります。乾燥芽ひじきを使う場合には、5〜6gほどを水で戻し、れんこんと一緒にレンジ加熱してお使い下さい。
ひじきは、食物繊維が豊富な食材です。食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がありますが、ひじきやわかめなどの海藻類はほかの食物繊維を含む食材とくらべて比較的多く水溶性食物繊維が含まれます。
対して、れんこんは不溶性食物繊維が多く含まれる食材です。水溶性食物繊維と不溶性食物繊維は"食物繊維"とまとめて呼ばれることがほとんどですが、それぞれ違った役割があります。
不溶性食物繊維は、便をやわらかくしてカサを増やすことで腸の蠕動運動を活発にし、便をすみやかに移動させてくれます。また、発がん性物質など、腸内の有害物質の排泄を促すとも言われています。
これらの2つの食物繊維は、どちらか一方が摂れればいいのではなく、バランス良く摂ることが大切です。厚生労働省で行われる国民健康・栄養調査の結果から、日本人の食物繊維の摂取量は20〜50代を中心として男女ともに足りていないことがわかっていますが、とくに水溶性食物繊維不足の人が多い傾向にあります。
なかなか意識的に摂ることのない食物繊維ですが、2つの食物繊維を意識した食事を心がけると良いでしょう。
岡田みなみさん(管理栄養士/料理家)
料理教室企画運営/アシスタント、保育園栄養士として勤務を経て独立。料理動画や広報誌のレシピ開発やコラム執筆に携わる。家庭で簡単にできる健康的なレシピ作りが得意。「家庭を支えるお母さんの食の悩みを解決したい!」と活動している。
≪Instagram≫@mixnaxmi.o