- 公開日:2011.02.10
《話題のニュース》 薬剤師と患者のギャップ調査
皆さんこんにちは。
薬剤師を対象としたプロモーション及び調査を行っている
株式会社ネグジット総研が、
患者(定期的に通院している一般生活者)500名、薬局勤務薬剤師200名を対象に
『薬局に対する患者側の認識と薬剤師の取り組み状況について』の
アンケートを行いました。
その結果、処方薬以外の相談先として
“薬剤師剤師・薬局を利用したい”と考える患者は、3割程度でした。
これは・・・、少し残念な気がします。
相談して来ない患者ではなく、相談されない薬局薬剤師にも何か原因がありそうです。
利用したいと考える患者は、
「医師に聞きづらいことが聞ける」
「病気やけがで出向く場所ではなく、普段健康に関することを気軽に聞けるといい」
という意見があったようです。
ここには、薬局(薬剤師)の将来あるべき姿の一端が見えた気がします。
専門用語を使わず、患者に説明出来る薬剤師。
「医師に聞きづらいことが聞ける」ということは、疾病・疾患のメカニズムが分かり、
薬物治療がどのように作用するのかをより分かりやすい言葉で話せることが必要ですね。
疾病・疾患だけでなく、予防医学にも精通した薬剤師。
そうなってくると、栄養情報担当者(National Representative)や
サプリメントアドバイザーの資格も、将来は今以上に求められるかも知れませんね。
そして、疾病・疾患のメカニズムが分かり、予防医学にも精通し、
薬剤師目線ではなく“患者目線”で説明出来る薬剤師。
こういう薬剤師がいる薬局は、かかりつけとして利用したい方が多いと思います。
専門知識を持っていても専門知識のままでは患者の理解は得られないので、
患者目線で話すということが大事ではないでしょうか?
ファルマラボ編集部
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