- 公開日：2011.02.14
《話題のニュース》 中小薬局に新組織が誕生！
みなさんこんにちは。
2月に入り全国的に寒い日が続いており、高松市内では25年ぶり、
大阪市内では3年ぶりの積雪となりました。
ある薬局では土曜日朝早くから雪かきをして、患者さんの為に通路を確保し、
温かい“お茶”を用意している姿を見て、とても心が温まりました。
きっとその薬局の経営者・管理薬剤師は、常に患者さんのことを第一に考えているのでしょう。
さて、先日2月6日に中小薬剤師経営者向けに
新組織「一般社団法人保険薬局経営者連合会（薬経連）」が誕生しました。
主に、1店舗から数十店舗の薬局まで60社が集まり、
年内には100社まで規模を拡大する予定です。
薬局の経営者の団体としては、「社団法人日本保険薬局協会（NphA）」がありますが、
NphAは大手調剤薬局チェーンが中心の組織であり、
中小の薬局では馴染まない点が多いためこうした動きが現れたようです。
薬経連の活動内容としては、薬局間のネットワーク作りをして、
医薬品の情報収集をして患者様への情報提供を行います。
また、従業員の評価システムを持たない薬局が多いため、
従業員評価システムの構築を主なプロジェクトとして掲げております。
組織の賛否は別として、こうした組織は「薬局・経営者のための組織」ではなく、
「患者」のための組織であるべきです。
薬経連の活動内容の1番目にあるように、
「患者様にとって有益な情報提供をする組織」であることを期待し、
是非その部分でサービス競争をしていただきたいと思います。
記事掲載日: 2011/02/14
