ヘパリン類似物質には、持続性の高い水分保持作用や血行促進作用、抗炎症作用などがあり乾燥肌などに効果があります。しかし、血液凝固抑制作用があるため、出血を助長するおそれがあり、わずかな出血でも重大な結果をきたすことが予想される人には販売しないように注意します。 製品としては『ヒルマイルドクリーム』(油中水型w/o型クリーム)、『ヒルマイルドローション』(乳液タイプ)、『ピアソンHPローション』(さらっとした使用感)、『ザーネメディカルスプレー』(スプレー)などさまざまな製品があり、販売時の相談では剤形や使用感も重要となります。 <補足> ※【2. アトピー性皮膚炎】は「してはいけないこと」ではありませんが、まずは受診勧奨すべき疾患です。 ※【3. 乾皮症】は効能・効果です。 服薬指導POINT使用量の目安としては、塗布部位がテカッと光り、ティッシュペーパーが付着する程度と指導するとわかりやすいでしょう。 皮膚の治療に関連するクイズはこちら
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Q |
ヘパリン類似物質を配合した保湿剤において「してはいけないこと(禁忌)」とされる疾患は何でしょう? |
掲載日: 2021/04/02
※医薬品情報は掲載日時点の情報となります
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