レンジきのこカルボナーラ
<時短×栄養学>忙しい薬剤師さんに嬉しい管理栄養士監修のレシピをご紹介。第14回は、作業時間は約15分!レンジで時短、ささっとできるカルボナーラのご紹介です。生クリーム、粉チーズ、卵黄が合わさった濃厚な味わい。ベーコンのうま味、塩味がからんで思わずたくさん食べてしまいそうな一品です。さらに、秋が旬のまいたけをプラスして、栄養素の組合せ良く食べれるレシピです♪管理栄養士・岡田さんからのワンポイントアドバイスもお見逃しなく!≪2021年10月12日公開≫
材料(2人分)
- ブロックベーコン
- 50g
- まいたけ
- 1パック
- マカロニ(早ゆで)
- 100g
- 水
- 300cc
- 塩
- ひとつまみ
- オリーブオイル
- 大さじ1/2
- 卵黄
- 2個
- 生クリーム
- 100cc
- 粉チーズ
- 大さじ4
- コンソメ
- 小さじ1/2
- 塩
- 小さじ1/6
- おろしにんにく
- 小さじ1/3
- 黒こしょう
- 少々
- パセリ(刻み)
- 少々
レンジきのこカルボナーラ
ワンポイントアドバイス
レンジで時短、ささっとできるカルボナーラのご紹介です。早ゆでマカロニとレンジを組み合わせて使うことで手軽に作れます。大きめの耐熱容器がない場合は、半量で1人分ずつお作りください(半量で作る場合:600Wのレンジで6~7分加熱します)。
生クリーム、粉チーズ、卵黄が合わさった濃厚な味わい。ベーコンのうま味、塩味がからんで思わずたくさん食べてしまいそうな一品です。ただ、生クリームやベーコンの脂質、マカロニの糖質が気になる方もいるはず。少しでも罪悪感なくいただくために、秋が旬のまいたけをプラスしてうま味もアップ。栄養素の組合せ良く食べましょう。
まいたけにはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、β-グルカン、亜鉛などが含まれます。ビタミンB1は糖質を代謝し、エネルギーに変えるために重要なビタミンです。疲労回復効果があるとされ、にんにくに含まれるアリシンと一緒に摂ることによりアリチアミンに変化すると、長く血液中にとどまり作用を高めてくれると言われています。
ビタミンB2は、糖質、脂質、たんぱく質の代謝をサポートします。「発育のビタミン」とも言われ、たんぱく質の合成をサポートし、細胞の再生に関わる成分です。健康な皮膚や爪、髪を作ったり、成長を促進したりします。不足すると口内炎や肌荒れなどのトラブルが起こりやすくなるため注意が必要です。ビタミンB1とB2は水溶性食物繊維のため水に溶け出す性質をもっています。このレシピでは、マカロニをレンジで加熱することで、流れ出た栄養素を吸わせ、できるだけ栄養を摂れるようにしています。
きのこ(まいたけ)に含まれるβ-グルカンは免疫力を高める効果があるとされ、細菌やウイルスに対する抵抗力をつけて生活習慣病の予防にも役立つと言われています。独特な風味がおいしいまいたけですが、この風味が苦手な方はマッシュルームやしめじに変えてもお作りいただけます。しめじは通年手に入りやすく、子供でも食べやすいのでおすすめです。また、春先はアスパラなどもおすすめです。
岡田みなみさん(管理栄養士/料理家)
料理教室企画運営/アシスタント、保育園栄養士として勤務を経て独立。料理動画や広報誌のレシピ開発やコラム執筆に携わる。家庭で簡単にできる健康的なレシピ作りが得意。「家庭を支えるお母さんの食の悩みを解決したい!」と活動している。
≪Instagram≫@mixnaxmi.o