時短レシピ

菜の花といり卵の中華和え

菜の花といり卵の中華和え

<時短×栄養学>忙しい薬剤師さんに嬉しい管理栄養士監修のレシピをご紹介。第21回は、レンジを使って順序よく作れば5分でできる時短副菜!菜の花の緑色と卵の黄色が映え、お弁当のおかずにもおすすめです。ぜひ菜の花が旬を迎える時期にお試しください。管理栄養士・岡田さんからのワンポイントアドバイスもお見逃しなく!≪2022年2月15日公開≫

材料(2人分)
1個
菜の花
100g
ごま油
大さじ1/2
しょうゆ
大さじ1/2
砂糖
小さじ1/3
白すりごま
大さじ1 1/2

鯛のごま味噌茶漬け

  1. 菜の花は3cm幅に切り、茎は縦半分に切る。
    菜の花といり卵の中華和え
  2. 耐熱容器に卵を割り入れ、溶きほぐす。ふんわりとラップをして600Wのレンジで40〜50秒加熱する。取り出してフォークでほぐしながら混ぜて粗熱をとる。
  3. 別の耐熱容器に菜の花、水(分量外:大さじ2)を入れてふんわりとラップをして600Wのレンジで1分30秒〜2分加熱する。水にとって冷まし、水気を絞る。
    菜の花といり卵の中華和え
  4. 2の耐熱容器に菜の花、を加えて和える。
    菜の花といり卵の中華和え 菜の花といり卵の中華和え

ワンポイントアドバイス

レンジを使って順序よく作れば5分でできる時短副菜。菜の花の緑色と卵の黄色が映え、お弁当のおかずにもおすすめです。ぜひ菜の花が旬を迎える時期にお試しください。

菜の花は2、3月頃に多く出回り、程よいほろ苦さと独特な香りが人気の春野菜。料亭などでの需要に合わせて12月頃からスーパーの店頭でも並びはじめます。新鮮な菜の花を購入するコツは、黄色い花が咲いていないつぼみだけのものを選ぶことです。

アブラナ科に属し、実はキャベツやブロッコリー、カリフラワーと仲間の菜の花。これらの野菜と同様にビタミンCを豊富に含みます。ビタミンCは水溶性の為、茹でるよりもレンジで加熱した方がビタミンの損失が少ないでしょう。

ビタミンCは抗酸化作用があり、活性酵素を除去して酸化から細胞を守る働きをします。免疫に関わる白血球の働きを強くするため免疫を高める効果も期待できます

アブラナ科の野菜は、イソチオシアネートと呼ばれる辛味成分を含み、免疫機能を高めてがんの発生を抑えると言われる積極的に摂りたい食材です。卵からは、たんぱく質はもちろんビタミンC以外のビタミンやミネラルを摂ることができます

レンジを使った簡単な炒り卵は、野菜を加えてマヨネーズやドレッシングで味付けしサラダや和え物にしたり、塩を少しと砂糖で甘味をつけて鶏そぼろと合わせて二色弁当にしたりと、ほかの料理でも幅広く使えます。鶏そぼろもレンジで簡単に作れますよ。

レンジ調理のコツを覚えると時短になり、忙しい毎日の食事作りの手助けになるでしょう。ガスコンロやIHで炒めたり焼いている間は手が離せなませんが、レンジは加熱している間に次の作業ができるので順序立てて進めるのもポイントです。

岡田みなみさんの写真

    岡田みなみさん(管理栄養士/料理家)

料理教室企画運営/アシスタント、保育園栄養士として勤務を経て独立。料理動画や広報誌のレシピ開発やコラム執筆に携わる。家庭で簡単にできる健康的なレシピ作りが得意。「家庭を支えるお母さんの食の悩みを解決したい!」と活動している。

≪Instagram≫@mixnaxmi.o

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