レンジ青椒肉絲
<時短×栄養学>忙しい薬剤師さんに嬉しい管理栄養士監修のレシピをご紹介。第30回は、作業時間15分、レンジでささっと簡単にできる青椒肉絲(チンジャオロース)のご紹介です。管理栄養士・岡田さんからのワンポイントアドバイスもお見逃しなく!≪2022年7月26日公開≫
材料(2人分)
- 豚こま切れ肉
- 150g
- ピーマン
- 2個
- 赤パプリカ
- 1/4個
- たけのこ水煮(細切り)
- 60g
- 塩こしょう
- 少々
- 片栗粉
- 大さじ1/2
- ごま油
- 小さじ1/3
- 酒
- 大さじ1
- オイスターソース
- 大さじ1
- しょうゆ
- 大さじ1/2
- 砂糖
- 小さじ1
- おろししょうが
- 小さじ1/4
- おろしにんにく
- 少々
レンジ青椒肉絲
ワンポイントアドバイス
レンジでささっと簡単にできる青椒肉絲(チンジャオロース)のご紹介です。 しっかりとした味付けで、お弁当のおかずにもぴったりな一品です。
調理のポイントは豚肉に片栗粉をまぶすことです。豚肉の口当たりが良くなり、調味料がよく絡んでおいしくいただけます。
調味料に直接片栗粉を入れると、レンジで加熱している間に片栗粉が沈殿して固まる原因になることも。片栗粉を豚肉にまぶしてから加熱することで、沈殿を防ぎながら調味料にとろみをつけられます。
ピーマンとパプリカはともにビタミンC、β-カロテンが豊富な食材です。ピーマンは1個でほぼ1/3日分のビタミンCを摂ることができますが、パプリカはその倍以上のビタミンCを摂ることができます。ビタミンCは水溶性ビタミンなので、体にとどまることができず2〜3時間で排出されてしまうため、毎食しっかりと摂りたい栄養素です。
ピーマンやパプリカは効率よくビタミンCを摂ることができるため、おすすめの食材です。その他に、ピーマンにはクロロフィルとよばれる緑色の色素が含まれます。クロロフィルは抗酸化作用があり、発がんに効果が期待できると言われています。また、コレステロール値を下げ、血栓を予防する効果があります。
レシピではたけのこの水煮を使っていますが、あまり使い慣れていないという方はしめじやエリンギ など、歯応えのあるきのこ類で代用するのがおすすめです。
豚肉はこま切れ肉を使っています。お店での加工工程で余るこま切れ肉は価格がお手頃なことも多く、肉を切る手間が無く便利ですが、スーパーによっては大きいこま切れ肉も売られていますので、大きい場合には包丁で切ってお使いください。
岡田みなみさん(管理栄養士/料理家)
料理教室企画運営/アシスタント、保育園栄養士として勤務を経て独立。料理動画や広報誌のレシピ開発やコラム執筆に携わる。家庭で簡単にできる健康的なレシピ作りが得意。「家庭を支えるお母さんの食の悩みを解決したい!」と活動している。
≪Instagram≫@mixnaxmi.o