とろとろなすとささみの大葉ナムル
<時短×栄養学>忙しい薬剤師さんに嬉しい管理栄養士監修のレシピをご紹介。第31回は、調理時間10分、さわやかな大葉の香りが楽しめる夏にぴったりな一品、とろとろなすとささみの大葉ナムルのご紹介です。管理栄養士・岡田さんからのワンポイントアドバイスもお見逃しなく!≪2022年8月9日公開≫
材料(2人分)
- ささみ(筋なし)
- 2本
- なす
- 2本
- 大葉
- 3枚
- 塩こしょう
- 少々
- 酒
- 大さじ1
- ごま油
- 大さじ1
- 塩
- 小さじ1/3
- 酢
- 大さじ1/2
- 砂糖
- 小さじ1/2
- おろしにんにく
- 小さじ1/4
- 白いりごま
- 小さじ1/2
とろとろなすとささみの大葉ナムル
ワンポイントアドバイス
さわやかな大葉の香りが楽しめる、夏にぴったりな一品です。
調味料に酢を少しだけ使って、夏バテ気味で食欲がなくても食べやすい味付けにしました。ささみが入っているため、満足感もあります。
また、ささみを蒸す際に鶏肉の旨味が出るため、蒸し汁まで捨てることなく使います。食べやすい大きさに割いたささみは、そのまま蒸し汁と一緒におくことで、蒸し汁を染み込ませ、味をなじませます。
なすは90%以上が水分で、ビタミンやミネラルはそれほど含まれていません。しかし、なすの皮の紫紺色の成分であるアントシアニン系色素のナスニンが含まれます。
ナスニンには高い抗酸化作用があり、がんの発生を抑制する効果に期待ができます。また、夏の強い紫外線を浴びると、体は自らを守るために活性酵素を作ります。
活性酵素は体を守るために必要ですが、一方で増えすぎると老化の原因に。ナスニンはこの活性酵素を除去すると言われています。
大葉のさわやかな香りの成分であるぺリルアルデヒドには、防腐効果があるとされています。その他に、ピーマンにはクロロフィルとよばれる緑色の色素が含まれます。
そのため、夏の暑い時期のお弁当に使うのもおすすめの食材です。料理に入れて使っても良いですが、お弁当のおかずやごはんの隙間に仕切りとして入れるのもおすすめです。ぜひお試しください。
岡田みなみさん(管理栄養士/料理家)
料理教室企画運営/アシスタント、保育園栄養士として勤務を経て独立。料理動画や広報誌のレシピ開発やコラム執筆に携わる。家庭で簡単にできる健康的なレシピ作りが得意。「家庭を支えるお母さんの食の悩みを解決したい!」と活動している。
≪Instagram≫@mixnaxmi.o