豚バラとかぼちゃの生姜肉巻き
<時短×栄養学>忙しい薬剤師さんに嬉しい管理栄養士監修のレシピをご紹介。第36回は、調理時間15分、かぼちゃに豚バラ肉を巻き付けたごはんと相性◎の食べ応えのあるおかずレシピ。見栄えもするのでお弁当のおかずにもおすすめです!管理栄養士・岡田さんからのワンポイントアドバイスもお見逃しなく!≪2022年10月25日公開≫
材料(2人分)
- 豚バラ薄切り肉
- 6枚
- かぼちゃスライス
- 6枚(180g)
- 薄力粉
- 大さじ1/2
- サラダ油
- 小さじ1
- 酒
- 大さじ2
- みりん
- 大さじ1/2
- 砂糖
- 小さじ1
- しょうゆ
- 大さじ1
- おろししょうが
- 大さじ1/2
- 白いりごま
- 小さじ1
豚バラとかぼちゃの生姜肉巻き
ワンポイントアドバイス
かぼちゃに豚バラ肉を巻き付けたごはんと相性◎の食べ応えのあるおかずレシピ。見栄えもするのでお弁当のおかずにもおすすめです!
かぼちゃは切るのが面倒に思われがちな食材ですが、スライスされたものを買うことで手間を減らせます。少ない量から購入できるので、一人暮らしの方にもピッタリです。
たんぱく質とビタミンB群が多く含まれる豚肉ですが、豚バラ肉は脂質が多く含まれるため、量に対して摂れるたんぱく質の量は少なくなります。脂質は1gあたり9kcal、たんぱく質は1gあたり4kcalと脂質の方がエネルギーが高いので、脂質の少ない豚もも肉や豚ロース肉に比べ、豚バラ肉はエネルギーが高い食材です。そのためダイエットをしている方やエネルギー量を気にされている方は、豚ロースのしゃぶしゃぶ肉などで代用すると良いでしょう。
豚肉を巻いたかぼちゃは、美容のビタミンと呼ばれるビタミンA(β-カロテン)、C、Eの全てが多く含まれる食材です。強い抗酸化作用のあるビタミンA、C、E は、同時に摂ることでより効果が期待できます。また、かぼちゃは便のかさを増やしたり、腸の蠕動運動を促す不溶性食物繊維も多く含まれています。
手間がかかると思われがちな肉巻きは、大きめの食材を使うと手間が省けます。また、蒸し焼きにすると炒め物のように混ぜ続ける必要がないため、案外ササッと作れます。
今回は生姜焼き風の味付けでご紹介しましたが、こしょうを効かせたり、粒マスタードやはちみつを使ったハニーマスタード味も合います。是非、お試しください。
岡田みなみさん(管理栄養士/料理家)
料理教室企画運営/アシスタント、保育園栄養士として勤務を経て独立。料理動画や広報誌のレシピ開発やコラム執筆に携わる。家庭で簡単にできる健康的なレシピ作りが得意。「家庭を支えるお母さんの食の悩みを解決したい!」と活動している。
≪Instagram≫@mixnaxmi.o