イーケプラ錠
Q |
何のお薬?処方目的は? |
A |
適応症は「4歳以上の小児から成人までのてんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む)と、他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の強直間代発作に対する抗てんかん薬との併用療法」です。主に神経伝達物質放出の調節に関与すると考えられるシナプス小胞タンパク 2A(SV2A)への結合により抗てんかん作用を発揮する、既存の抗てんかん薬とは異なる作用機序をもつ薬です。 従来は部分発作の第一選択薬はカルバマゼピンでしたが、本剤も選択肢の1つとなりました。また、カルバマゼピンで薬疹が出た場合などは副作用の少ない本剤に変更することもあります。 |
Q |
投与禁忌は? |
A |
過敏症と考えられる発疹等の副作用が報告されており、本剤と同じピロリドン誘導体であるピラセタム(ミオカーム内服液)に過敏症の既往歴のある方に対しては投与を避ける必要があります。 |
Q |
用法・用量は? |
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A |
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Q |
副作用は? |
A |
成人は鼻咽頭炎、傾眠、浮動性めまい、肝機能異常等、小児では傾眠、好中球数減少等の報告があります。 重大な副作用として、易刺激性、錯乱、焦燥、興奮、攻撃性等の精神症状があらわれ、自殺企図に至った報告があります。特に服用開始後や増量時には、イライラや不機嫌等の症状がないか注意深く観察するようご家族に説明して、いつもと違う変化がみられたらすぐに医師に連絡するよう伝えましょう。 |
掲載日: 2018/07/04
※医薬品情報は掲載日時点の情報となります
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