サバ缶の簡単冷汁風
<時短×栄養学>忙しい薬剤師さんに嬉しい管理栄養士監修のレシピをご紹介。第33回は、調理時間10分、サバの水煮缶で作る冷汁風のご紹介。そのまま食べられるサバ缶を使うので加熱いらず!具材を切って混ぜ合わせるだけで完成します。管理栄養士・岡田さんからのワンポイントアドバイスもお見逃しなく!≪2022年9月13日公開≫
材料(2人分)
- サバ缶(水煮)
- 1缶(190g)
- 木綿豆腐
- 200g
- きゅうり
- 1/2本
- ミニトマト
- 3個
- 大葉
- 5枚
- 冷水
- 350cc
- みそ
- 大さじ2 1/2
- 白すりごま
- 大さじ4
- 和風顆粒だし
- 小さじ1/3
- おろししょうが
- 小さじ1/4
サバ缶の簡単冷汁風
ワンポイントアドバイス
10分で簡単、サバの水煮缶で作る冷汁風のご紹介です。そのまま食べられるサバ缶を使うので加熱いらず!具材を切って混ぜ合わせるだけで完成します。
夏バテ気味で食欲のないときもサラサラと食べられて、豊富なたんぱく質と水分を同時に摂取。そのまま具材と汁だけでいただくのももちろん良いですが、ごはんを加えてもおいしくいただけますよ。
下処理が面倒で足がはやい青魚は、忙しい方や料理が苦手な方にとって手にとりにくい食材ですが、缶詰を使うことで手軽に調理ができます。缶詰は開封しなければ長期保存ができるので、家にストックしておくと何かと重宝するでしょう。
また、サバ缶にはたんぱく質やDHA、EPA、ビタミンD、鉄が含まれます。体内ではつくれない必須脂肪酸のDHAやEPAは、血栓を防いだり、中性脂肪を下げ、動脈硬化の予防も期待できます。さらに缶詰なら骨まで食べられる分、カルシウムの摂取も可能です。サバ缶に含まれるビタミンDは、カルシウムの吸収をよくするため骨の健康を守るうえで効率が良い食材だといえるでしょう。
サバ缶にはビタミンA(β-カロテン)やビタミンCは含まれませんが、ミニトマトや大葉を使うことで補えます。混ぜ合わせるだけでサッとできるので、疲れて帰ってきた日や暑い日に作りやすいレシピです。
お好みで最後にみょうがを加えてもさらに爽やかにおいしくいただけます。是非、試してみてくださいね。
岡田みなみさん(管理栄養士/料理家)
料理教室企画運営/アシスタント、保育園栄養士として勤務を経て独立。料理動画や広報誌のレシピ開発やコラム執筆に携わる。家庭で簡単にできる健康的なレシピ作りが得意。「家庭を支えるお母さんの食の悩みを解決したい!」と活動している。
≪Instagram≫@mixnaxmi.o