すくい豆腐のレンジ麻婆豆腐
<時短×栄養学>忙しい薬剤師さんに嬉しい管理栄養士監修のレシピをご紹介。第34回は、調理時間10分、レンジでサッと簡単につくれる麻婆豆腐のご紹介です。今回のレシピでは切り物は細ねぎのみ。さらに耐熱容器に材料を入れたらレンジにかけるだけで完成します。管理栄養士・岡田さんからのワンポイントアドバイスもお見逃しなく!≪2022年9月27日公開≫
材料(2人分)
- 豚ひき肉
- 100g
- 絹豆腐
- 200g
- 細ねぎ
- 10g
- ごま油
- 小さじ1/2
- 水
- 大さじ2
- 砂糖
- 小さじ1
- しょうゆ
- 大さじ1
- 豆板醤
- 小さじ1/3
- おろししょうが
- 小さじ1/2
- おろしにんにく
- 小さじ1/3
- 片栗粉
- 大さじ1/2
すくい豆腐のレンジ麻婆豆腐
ワンポイントアドバイス
レンジでサッと簡単につくれる麻婆豆腐のご紹介です。
通常の麻婆豆腐は、香味野菜をみじん切りにしたり、豆腐を湯通ししたり、フライパンで順番に炒めて煮たり...と、手間のかかる料理です。しかし、今回のレシピでは切り物は細ねぎのみ。さらに耐熱容器に材料を入れたらレンジにかけるだけで10分でできる簡単レシピにしています。なにかと忙しいお仕事終わりの夕飯には、ごはんにかけて麻婆丼にしても良いでしょう。
豆腐には、たんぱく質、カルシウム、マグネシウム 、鉄、イソフラボン、レシチン、食物繊維などが含まれます。イソフラボンは強い抗酸化作用をもち、女性ホルモン、エストロゲンと似た働きをもつと言われており、骨粗鬆症や更年期の症状の予防に効果が期待できます。カルシウムとマグネシウムは一緒に摂ることで吸収率を上げ、効率よく骨の健康をサポートしてくれます。
豆腐は、絹豆腐と木綿豆腐で加工工程が異なり、栄養価にも違いが出てきます。絹豆腐はエネルギーが低く、カリウムが多く摂れるのに対し、木綿豆腐はたんぱく質、カルシウム、マグネシウム 、鉄、食物繊維が多く含まれます。
今回のレシピでは喉越しの良さを活かすために絹豆腐を使っていますが、木綿豆腐でも代用できます。 絹豆腐に比べ、木綿豆腐は水分が少なく味が染み込みやすい特徴があるので、木綿豆腐で作る場合は水分量と調味料を調整しながら作ってみてください。
岡田みなみさん(管理栄養士/料理家)
料理教室企画運営/アシスタント、保育園栄養士として勤務を経て独立。料理動画や広報誌のレシピ開発やコラム執筆に携わる。家庭で簡単にできる健康的なレシピ作りが得意。「家庭を支えるお母さんの食の悩みを解決したい!」と活動している。
≪Instagram≫@mixnaxmi.o